どうも、黒井みなみ(@961373)です。
「小説やラノベを書き始めたのはいいんだけど翌日になって見るとどうしても続きを書き始めることができない!」とか「小説やラノベを書き始めたのはいいけどなんか気に入らない!」ということはありませんか?
せっかく書いた小説やラノベを翌日に「なんか気に入らない!」とか言ってすべて削除していまうこと、ぼくにはよくあります。
そうなってしまうと執筆が進まず、立ち往生してしまうんですよね。今回は「書いたものが気に入らない!」というスランプから脱出する方法について。
書いたものが気に入らない理由は1つしかない
小説やラノベを書き始めたのはいいものの書いたものが気に入らないと感じる理由は「1つ」しかありません。
昨日書いたものが気に入らない理由は「昨日の感覚・感情・気持ちと今日のそれが違う」からです。
書いたものが気に入らないことへの対処法
人間にはさまざまな「感覚・感情・気持ち」があります。以前に書いた記事でも触れましたが小説を書くときには「押しすぎず」「引きすぎず」という状態にあることが好ましいのです。
イライラしているときに上手く書けないのも、反対にすごく嬉しい気持ちなのに書けないのもそのため。
小説やラノベを書いて一晩経つと「なんか気に入らない!」となってしまうことへの対処法を「4つ」紹介します。
1.諦める!
「完璧な文章」や「正しい文章」は存在しません! これを肝に銘じ、突き詰めていこうとすることを諦めてください。まず「書き上げる」ことが重要です。ブラッシュアップはそれから。
と、偉そうに書いていますがぼくもしょっちゅう「気に入らない!」と喚いています。
「昨日の小説が気に入らないのは自分が成長しているからだ!」
そんなふうに無理やりポジティブに考え「思い切って書き直す」のもひとつの手かもしれません。
「直してもまた不満が出てくるだけだからしょうがない」という諦めと、反対の「書き直すしかないかあ」という諦め。
どっちがいいですかね?
2.振り返る
ぼくは小説やラノベの続きを書き始めるとき、必ず「昨日書いた分を読む」ことにしています。
このとき、ただ読むのではなく「昨日の自分の胸中を探りながら読む」といいですよ。
すると「自分の意図したこと」が分かります。
自分の意図したことが分かれば「だからこういうふうに書いたんだな」と納得できる部分が出てくる。それでも気になるところは「ぱっ」と直してしまえばいい。
書き進めてきた小説やラノベを全部まとめて「ぐちゃぐちゃ」にしてしまうよりずっと良いはずです。
3.途中でやめる
小説やラノベを書くのをやめるとき、あえて「中途半端なところで筆を置く」ことです。
文章が「句読点で句切られた状態」で日付をまたぐと、キレイに区切られているのでその続きを書くときに「昨日の感覚を取り戻す作業」が必要になります。
昨日の感覚を取り戻す作業に手こずると「書けない」ようになってしまうので、あえて途中で書くのをやめる。
×)太郎は激怒した。
○)太郎は激怒
こんなふうにね。
こうしておけば「翌日」になっても「書くべきことが分かっている状態」でいられますよね。
上の例の場合は「たった2文字」ですが、もう少し長い文字数を翌日に持ち越すと「持ち越し分を書いた流れで続きを書く」ことが可能です。
4.徹底的に準備する
小説やラノベを書くうえでもっとも大事なのは「準備」です。小説やラノベは作業工程ごとに「減点」されるかたちで作られます。準備(構想やプロット)の段階で高得点を取れていれば、完成したときに「赤点」になってしまうことは少ないんです。
ひとつひとつの工程で「持ち点から減点」されていくので、最初の工程ほど重要になります。
綿密な取材による裏付けのある小説がおもしろいのは準備に時間をかけているから。
面倒でも最初のうちは「プロット」レベルではなく「シナリオ」レベルまでストーリーを落とし込んでから執筆に臨みましょう。
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「このシーンでは何を描くか?」が分かっていれば文章に迷うことは確実に減ります。アウトラインやシナリオを作ることでシーンのひとつひとつに意味をもたせ、おおむねその通りに書いていくよう心がけましょう。
小説のアウトラインの書き方にフォーカスした良書。
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