どうも、黒井みなみ(@961373)です。
プロットの書き方が分からない、プロットがうまくまとまらないというひとは「カード」をつかったプロットの書き方を試してみては?
カード?
パソコンやノートで、すなわち「文章だけで」プロットを書くより、カードという「かたちを持たせる」ことでプロットをまとめやすくなります。
カードに使用する紙はどんなものでもかまいませんが、このカードを物理的に「こねくり回す」ことになるので、耐久性の高い紙が好ましい。ぼくは「名刺用カード」を購入して、これをプロット用のカードとしています。
こんな感じの商品です。プリンタをつかって名刺を印刷するためのカードなんですが、厚手で、同じサイズのものが大量に手に入るので重宝します。
カードでプロットを管理する方法
用意するもの
- 厚手の紙(上のような名刺用カードがベスト)
- 書くもの(名刺カードはつるつるしていて鉛筆だと書きにくいのでペンを)
- 名刺用のバインダーか赤色のマジックペン
名刺用バインダーとは、上のようなもの。名刺サイズのカードを1枚ずつ保存できるものですね。
カードでプロットを管理する方法を7ステップで
簡単なのでサクッと箇条書きにまとめます。
- 名刺カード1枚につきひとつのエピソードを書く
- それを繰り返す
- ある程度のエピソードができたらそれを並べる
- カードの順番を入れ替えながら展開を試行錯誤する
- 順番が決定したらその順にカードバインダーに差し込んでいく
- バインダーがない場合は赤色のマジックペンで番号を振っていく
- これをプロットとして作品を作る
カードをつかったプロットの書き方は以上です。プロットをカードで管理するときの「ぼくなりのコツ」を並べて終わりとします。
ぼくなりのコツ
あくまでも「ぼくなり」だと考えてくださいね。
- 同じサイズの厚手の紙をつかう:順番を試行錯誤しているときはけっこう乱雑に扱ってしまうから。
- バインダーを用意する:ペンで番号を振るのでもいいけど、そのあとで順番を入れ替えたくなったときに不便。
- 頭の中にあるすべてのシーンを書き出す:そのシーンを「使うか使わないか分からない」としても、書き出すこと。
- ひとつひとつのシーンに意味付けをする:カードに限った話ではありませんが「そのシーンはこのために存在する」というステータスは作品を書く上で大切です。
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