小説を書くとき、どのようなソフトを使っていますか? 多くのWindowsマシンに最初から入っているMicrosoftのWordはすばらしいワードプロセッサですが「日本語で小説を書くソフト」としては欠点も多い。ここでは「小説を書くのに使える無料ソフト」をまとめて紹介しています。
VerticalEditor:どうしても縦書きしたいひとに
小説を書くのに使える無料ソフト1つ目は「VerticalEditor」です。VerticalEditorは「縦書き表示に対応したテキストエディタ」であり、さらに「アウトラインプロセッサ」としても使うことのできる高機能エディタです。
VerticalEditorの良いところは、ずばり「縦書きができる」こと。ワードプロセッサよりも軽快に動作するテキス5トエディタでありながら、縦書き表示ができ、さらにアウトラインプロセッサとしても使うことができるという機能性が、VerticalEditor最大のウリです。小説に特化したテキストエディタと言ってもいいでしょう。
悪いところは「とっつきにくいこと」でしょう。VerticalEditorには数多くの設定項目があります。もちろん「設定項目がある」ということであってすべてに目を通して設定する必要はありませんが、どうせ使うならより使いやすくカスタマイズしたいですよね。そういった場合、設定項目が多すぎてややとっつきにくい感じがします。
Mery:もっともシンプルな環境で書きたいひとに
小説を書くのに使える無料ソフト2つ目は「Mery」です。Meryは公式で「Windows10」にも対応しているテキストエディタなので、どのバージョンのWindowsを使っていても安心して利用することができます。
Meryの良いところは「シンプル」であること。まずMeryは「インストール不要」の小説を書くのに使えるソフトです。ダウンロードしたらそのまま使うことができます。またここで紹介している3つの「小説を書くのに使える無料ソフト」のなかで、もっとも「大きなテキストファイルを編集していても動作が軽いソフト」です。とにかく軽い。
まさに「シンプル・イズ・ベスト」で、目立った「悪いところ」も見当たりません。実際に小説を書くためのソフトとして使わないとしても「とりあえず」でダウンロードしておくと良いですよ。
▶Mery
MKEditor:色々なファイルを編集したいひとに
小説を書くのに使える無料ソフト3つ目は「MKEditor」です。MKEditorはこのなかでもっとも古いソフトだと思われます。
そして「どのWindowsでも問題なく動作するソフト」でもあります。公式では対応していると明記されていませんが、Windows10でも動作しました。上のスクリーンショットはWindows10で動作するMKEditorのスクリーンショットです。
MKEditorは多くのファイルの閲覧・編集に対応しているのが特徴です。インストール必須のソフトウェアですが動作も軽快です。
あとがき
今回は「小説を書くのに使える無料ソフト」として以上3本の無料ソフトを紹介しました。どれもワードプロセッサではなくテキストエディタなのでWordよりずっと「軽快」に動作するのが特徴です。
そのかわりどのソフトも「レイアウト」までは綺麗に整えることができないので、小説として印刷するときにはWordや一太郎などのワードプロセッサにテキストを流して、レイアウトを整える必要があります。
関連:ワナビ必読!ぼくがワナビに「hulu」をおすすめするたった1つの理由
関連:小説の書き方本のおすすめ15選!【ワナビの必読本】
コメント